禁煙するぞ!禁煙するメリットとは?
受動喫煙による健康被害が問題になるなど、愛煙家にとって厳しい時代と言える昨今。
タバコを吸える場所も明らかに少なくなってきている現実。
そこで、私もタバコを思い切って止めることにしました。
これで、何回目の禁煙宣言となるやら(笑)
今度こそはと意気込んで、禁煙することにどんなメリットがあるのか考えてみました。
思い当たるメリットと言えば、
- お金の節約
- 時間の節約
- 健康になる
- 気を遣う必要がない
- 自信がつく
ザッと、こんな感じでしょうか。
まずは、禁煙するとお金の節約になります。
例えば、毎月タバコに2万円分使っていたとすれば、年間24万円もの節約になります。
これは、結構、大きな経済的メリットですよね。
タバコを吸う時間を他のことに使えるので、時間の節約にもなります。
1本あたりの吸う時間は短いけど、10本、20本となると意外にいい時間になるはずです。
そして、健康になれるというのも禁煙のメリットです。
体力がアップしますし、重大な疾患の発症リスクも低くなります。
長生きしたいなら禁煙はした方がいいと思いました。
タバコを吸っている時は周りに気を遣うことが多かったけど、禁煙すると何も気にしなくてもいいので精神的に楽になるというのもメリットです。
また、禁煙したという自信を得られるのもメリットですよね。
挙げればきりがないけれど、最低でもこのくらいのメリットは感じると思いました。
禁煙するコツ
禁煙することで、たくさんのメリットがあるというのはわかったけれど、実際、禁煙するのにコツってあるのか?
事実、私なんかも過去に幾度となく禁煙に挑戦して、ことごとく失敗しているという事実があります。
本気で禁煙するために、コツがあるのか調べてみました。
とりあえず、禁煙に効果的なコツって、こんな感じみたいです。
- 代替行為を探す
- やめた後の生活を想像する
- 禁煙を周囲に伝える
- 禁煙外来に行く
- 禁煙仲間を作る
まず、代替行為を探すことがコツの一つだそうです。
禁煙すると落ち着かなくなるので、タバコに代わる何かを見つけましょう。
これを機に飴やガムを食べたり、運動を始める人が多いようです。
禁煙に成功した後の生活を具体的に想像しましょう。
その時にどのようなメリットがあるのかも考えることがポイントみたいです。
例えば、禁煙をすると健康になれるし、お金も貯まります。
禁煙を周りに宣言することで、逃げ場をなくして、やめないといけない状況を強制的に作るというのも禁煙を成功させるのに効果的だそうです。
ただ、あまり過度にやり過ぎるとストレスになってしまうので、ほどほどにすることも必要みたいですね。
一番確実に禁煙するには、禁煙外来に行くことだそうです。
医師と一緒に頑張った方が止めやすいそうです。
また、禁煙仲間を作るというのもいいみたいですね。
一緒に励ましあえるので、モチベーションを維持しやすいでしょうからね。
禁煙すると太るのは本当?
禁煙するメリットやコツは理解出来たけど、一つ心配が。
禁煙をすると太るって言いますよね?
禁煙に成功したけど、太ってしまったら、別の意味で健康を害してしまいますからね。
禁煙すると太る可能性が高くなる理由は、
- 正常な嗅覚や味覚に戻る
- タバコの食欲減退作用がなくなる
- 間食をする
- 寝る時間が増える
ということが挙げられるそうです。
禁煙すると嗅覚や味覚が正常に戻るので、以前よりも食欲が増してしまいます。
その結果、食べ過ぎてしまって体重が増えるケースが多いです。
それに、タバコの持つ食欲減退作用によって抑制されていた食欲が復活します。
そうすると以前よりも食べる量が増えてしまうので、太りやすいです。
タバコをやめると口寂しくなるので、ついつい間食が多くなります。
間食が多くなるとカロリーの過剰摂取を引き起こし、体重が増えてしまいます。
また、禁煙すると気分が塞ぎこんでしまって、寝ていることが多いです。
体を動かす機会が減ってしまうので、必然的に太りやすくなります。
こういったことが理由で禁煙をすると太ってしまうそうです。
体重がちょっとくらい増える程度なら、体の健康のために禁煙をした方がいいです。
と言うか、太らないように気をつければいいだけのことですね。
禁煙すると肌にどんな影響が出る?
禁煙することで、太る可能性は出てくるけど、肌には良い影響が出てくるそうです。
タバコを吸うと肌に悪いと言われる理由は、次に挙げる3つの有害物質が関係しているそうです。
- ニコチン
- タール
- 一酸化炭素
ニコチンは血管を収縮させ、血液の流れを悪くする作用を持っています。
血液の流れが悪くなると新陳代謝が悪くなるので、しわやたるみといった肌トラブルを起こす可能性が高いです。
タールの成分には肌の色を黒くする作用があり、毛穴の黒ずみを生む原因になります。
一酸化炭素を体内に取り込むと体が酸素不足に陥ってしまって、肌に悪影響を与えます。
また、タバコを吸うと健康的な肌を作るのに必要なビタミンCを大量に消費してしまうので、しみ・そばかす・にきび・しわといった肌トラブルを起こしやすいです。
タバコにはこういった働きがあるので、肌のことを考えるのであれば禁煙した方がいいということですね。
と言っても、禁煙してすぐに肌が戻る訳ではありません。
徐々に肌の状態が綺麗になっていくので、それをモチベーションに禁煙を頑張るのも良いかもしれません。
禁煙の眠気ってどうすれば防げる?
禁煙をすると眠気を感じるようになります。
どうして眠くなるのかというとニコチンが脳に送られてこなくなるからです。
ニコチンは興奮や覚醒作用を持っているので、それが無くなると喫煙者の場合は眠くなります。
禁煙の眠気を防ぐには以下の方法がおすすめです。
- カフェイン
- ガム
- 軽い運動
カフェインで眠気を軽減するのもいいでしょう。
カフェインが豊富に含まれているコーヒーを飲むと眠気が少し治まるはずです。
しかし、過度に飲みすぎると胃を壊す恐れがあるのでほどほどにしましょう。
また、ガムを噛むことで脳に刺激を与えることがき、眠気を予防することができます。
糖分が多いタイプだと虫歯になるかもしれないので、歯にやさしいガムを噛むようにしてください。
眠気が襲ってきたら運動をして、体を動かしましょう。
激しい運動ではなくてもいいので、ウォーキング程度で十分です。
ウォーキングする時間がない場合はストレッチでも問題ありません。
こういったことをすると眠気を防ぐことができます。
禁煙の好転反応が出る期間はどのくらい?
禁煙をすると好転反応が出ます。
好転反応とは体の悪いところが改善する際に起こる症状のことです。
禁煙の場合だと主に以下のような好転反応が起こります。
- 肌荒れ
- お腹の調子が悪くなる
- 頭痛
皮脂の量が増えてしまって、吹き出物ができやすくなります。
オイリー肌の方だと今まで以上に皮脂の量が多くなり、戸惑うことが多いはずです。
お腹の調子が悪くなって、下痢になる場合があります。
また、好転反応で頭痛に悩まされることも多いです。
こういった症状が体内のニコチンが無くなることで引き起こされます。
これは、ニコチン無しでも生活できる体になるまで続くと思ってください。
好転反応の期間は人によって異なり、早い人だと数日で終わることがありますし、長い人だと1ヶ月ほどかかる場合もあります。
症状の大きさも個人差があるので、気にならない人もいれば、日常生活に支障をきたすほど大変な場合もあるので注意しましょう。
好転反応は禁煙をする上でどうしても出てしまうものですが、あまりにも症状が辛い場合は医師に相談してください。
禁煙外来ってどんなことをする?
本気で禁煙をしたいなら禁煙外来に行った方がいいといわれています。
1人で禁煙をしようとするよりも病院に通った方が成功の確率が高いです。
そのため、どうしても禁煙したい人は禁煙外来に行ってみてはいかがでしょうか?
禁煙外来ですることは以下の通りです。
- 医師からのアドバイス
- 禁煙補助薬の処方
医師から禁煙するためのアドバイスをもらえます。
どのようにして禁煙すればやめられるのか丁寧に教えてくれますし、その人にあった禁煙スケジュールなどを考えてくれるので、1人で悩むよりも気持ちが楽です。
また、医師から禁煙補助薬を処方されます。
禁煙補助薬を使用することでニコチン切れによるイライラを抑えたり、タバコを吸っても美味しく感じづらくできます。
この2つで禁煙を目指すというのが禁煙外来というところです。
一定の条件を満たしていると健康保険などを使って治療を受けることができます。
健康保険を使用することができれば、自己負担額は3割になるので、1万円~2万円程度で禁煙することが可能です。
禁煙とうつ病って関係あるの?
禁煙すると、うつ病のような症状を発症する場合があります。
しかし、これはうつ病ではなく、あくまでもうつ症状なので間違わないでください。
これは禁煙することでニコチンを体内に取り込むことができず、セロトニンが不足してしまうからです。
セロトニンが不足すると無気力になったり、関心がなくなったりします。
禁煙をすると、このような症状がよく見られます。
また、禁煙によるストレスが原因でうつ病を発症させる可能性もないとはいえません、
それなら禁煙する必要がないと感じるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
このまま禁煙をせずにタバコを吸い続けると、どんどん健康被害が大きくなっていき、重大な病気にかかる可能性があります。
さらに、喫煙期間が長ければ長いほど禁煙するのが難しくなっていくので、やめようと思っている人は今すぐにでもチャレンジしてください。
いつやめようか考えている間にもどんどんやめづらい体質になっていくので、注意しましょう。