脂肪を分解させるには運動が必要

脂肪の分解には運動が必要となってきます。

筋肉を動かすエネルギーとして分解された脂肪は、
脂肪酸を分泌し、二酸化炭素と水に分解されてしまいます。

体脂肪は、常に合成と分解とが行われています。

せっかく脂肪を分解しても、使われなかった分は肝臓で再び中世脂肪として合成され、
使用されなれければ再び脂肪として合成されてしまいます。

合成が分解を上回ると脂肪は増え、分解が上回ると脂肪が減ります。

つまり、脂肪を効果的に減らすには、
分解を合成が上回るようにすることが必要なのです。

では、脂肪の分解を合成が上まわるようにするには、
何が必要なのでしょうか？

そのためには、リパーゼという脂肪細胞内に存在する
酵素を働かせることが必要になってくるのです。

ダイエットで減らそうとする脂肪にも役割があります。

脂肪の役割は

・体温調節やたんぱく質の節約

・衝撃吸収

・エネルギーを効率よく貯め込む

などがあります。

このように、ダイエットする際に目の仇にされがちである体脂肪は、
実は人体の生命維持するために絶対に必要なものなのです。

だからと言って、過度な脂肪の蓄積は後々、様々な病気の原因にも
なってくるわけです。

ですから、脂肪の合成をストップする必要があるわけです。

脂肪の合成をストップさせるためには、
脂肪の分解でできたエネルギーを筋肉で速やかに使い切ってしまうことが必要です。

リパーゼによって体脂肪の分解を行うように促すには、
日頃から、ある程度の運動を行うなどして、副腎皮質刺激ホルモンの分泌を促すことが必要です。